普通じゃないカーチェイス

先日、ノースランドの方である車を深夜に盗まれたカップルが居たようです。

ただ盗まれる直前、たまたま近くを消防車が通ったらしく、そのサイレンの音でカップルは目が覚めました。

その時に妻の方がラウンジルームの方に様子を見に行ったんですが、その時に偶然自分の家の車が動き出している事に気づき、夫を起こして盗まれた車を追いかけたそうです。

その後警察にも連絡し、警察もその車を追いかける事になったんですが…その状況が普通じゃなかったようで。

と言う訳で詳細は Herald News から。

深夜に普通じゃない車が盗まれる

はい、もう出オチですねコレ。

盗まれたのはクボタのトラクター、最高速度12km / h

うん、どう考えても逃げ切れるわけありませんがな

実際カップルにはすぐ追いつかれたようですが、それでも犯人はトラクターを止めようとしなかったようです。

夫曰く、

『僕たちは犯人を追いかけていたんだけど、すぐに追い越して前に出たんだ。なぜなら犯人が操作を誤って横道に落っこちやしないか心配だったから…』

『最初にパトカーが着いたときもまだ犯人は止まらず、道路上で何度か急な方向転換をしていたんだ』

そしてさらに2台のパトカーが到着して、テーザー銃(撃たれると体が痺れて動けなくなる奴ですね。スタンガンの銃バージョンとでも言いますか)を使用して何とか犯人を止める事に成功、そして逮捕となったようです。

 

犯人が捕まった場所の近くに住んでいた人曰く、

『普段はパトカーのサイレンが聞こえたら一瞬で遠くに行くんだけど、今回のサイレンはすぐに消える事無くただ少しずつ、少しずつ近づき続けてきたんだよ。ほとんど止まっているかのようだったね。』

『次に見たのは小さい人影がトラクターの上に居て、警察にテーザー銃を撃たれて地面に倒れ込んだ後に手錠をかけられている所だったよ』

 

…と言う訳で

犯人がトラクターを盗まれてから犯人が警察に捕まるまで、90分に及ぶカーチェイス(と言うか持ち主がトラクターを先導する形になってたわけなので『チェイス』と言って良いのかも謎ですが)が行われたわけですが、その間に進んだ距離は約20KM

これは普通の車なら24分かそこらで進める距離だとの事です…笑

 

ちなみに犯人は15歳で、同様の犯罪の常習犯だった…と言う所にNZの闇を感じますが。。

むしろそんな慣れてるならトラクターで逃げ切れる訳無いって分かるだろうに、何でまたこんな阿呆は事をするのやら。。

とか思ったけど、車泥棒&カーチェイスの常習犯との事で、捕まる事は実は気にしてない一種の愉快犯みたいなものだったのかもしれません。

 

以前に『NZは色々遅い』とか言う記事を書きましたが、こんなところも遅かったんですね。(?)

盗まれたものがトラクター、そしてやたらゆっくりなカーチェイス…

ある意味ではNZらしいのかもしれない、なんとも気の抜けるニュースでした。

 

 

ちなみに昨日の記事に書いた通り、昨日はうちのインターネットが死にかけていたんですが…何故か今日は1日元気でした。

ただいつまた止まるかわからんので気が気で無い。。

あ、ちなみに昨日言ってた更新する予定だったネタはこれでは無いです。

また後日…ちょっとインターネット様子見。

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