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今回はマルタ中心部からバスとフェリーを乗り継いで1時間程で行ける、コミノ島の話…と言うか写真放出。
アクセス
コミノ島へはスリーマ等からクルーズツアー等もあるようですが、自分達はなるべく空いている早い時間帯に行って早めに帰って来たい…と言うのもあって自力で現地まで行きました。
その場合、マルタ島各所から出ているバスで CIRKEWWA まで行ってそこでフェリーの往復券を購入します。
そして好きな時間のフェリーを使って行って帰る事ができます。
CIRKEWWAに着くまでは結構かかります(バスに乗る場所にもよるけど1時間前後)が、フェリー乗り場からコミノ島までは10分かそこらで行けたと思います。
こんな感じのフェリー。
結構な頻度(確か30分おき位)で往復してます。
フェリーから見るマルタの街並み。
ヨーロッパ…と言うより中東っぽい感。
そしてコミノに着いた途端のこの色ですわ。
地中海の中でもトップクラスの透明度を誇るブルーラグーン…らしい。
上陸して海を楽しむ…?
船が飛んでます。
上陸地点付近は海水浴場になっていて最も賑わっております。
食べ物・飲み物露店も色々ありましたね。
ただやっぱりと言うか何というか、街で買うより幾分値段が高いので、経済的に過ごしたい方は水&ランチは持参した方がいいやもしれません。
ちなみにパラソルのある席はレンタル制で、勝手に座っちゃダメです。
地味に高いなーと思いつつも、昼頃にはこれ全部埋まります。
実際パラソル無しで長居すると多分暑すぎて死ねますで。
結構な量のパラソルがあるんですけどね。
午前中だとまだ余裕あります。
海水浴場もこの時は結構スペースありますが、これが昼時になると人だらけになります…
コミノ島で海を楽しむ場合、なるべく早めに来た方が良さそうですね。
ちなみに貴重品を預けるロッカーは少し坂を上がったところに少しだけあったと思いますが、数に限りがある&地味に高かった記憶。
皆さん荷物は自分のパラソル席に置きっぱなしにして海に出ている感じでしたね。
マルタは比較的治安が良いとは言え、さすがに置きっぱなしは不安になる気ーするけど…
見張りの人も居るには居るけど、人の数を考えたらば全然足りていないような。
そんなわけで持ってくるものはある程度絞って、最悪取られてもダメージ少ないようにしておいた方が良いんでないかと思われます。
誰かしら友達でしっかり見張り役やってくれる人が居るなら良いですけどね。
メインの海を無視して歩き周る
さぁ海も見て楽しんだ事だし、
早速 荒野に繰り出すで!!
…
…
…この時マルタ滞在先のルームメイト+αと来ていて、皆は海を楽しんでいたんですが。
自分はですね、ここに来る2ヶ月位前にラロトンガと言う所に行ってまして。
そこでこれでもかと言う位綺麗な海を既に楽しんだので、マルタも海は綺麗と事前に聞いてはいたものの、特に興味が沸かなかったんですよね。
その為この時の旅行では水着などを一切持ってきておらず、かといって現地で買う程海に入りたい訳でも無く、かといって他の友達に『そんなプールみたいな透明度の海なんてほっといて、一緒に炎天下の荒野を歩き回って自然の厳しさを感じようZE!!!』
なんて言う訳にも行かず、
1人で島を歩いて一周してました。(2時間ぐらいかかってる)
恐らくコミノ島に初めて来て、海に行かずに島を歩いた何て言う人は激レアだと思います。
10人中9人ぐらいが、『え…何やってんのアンタ』と言うと思います。
残り1人は『あぁ…海に対してトラウマがあるんだね…』と、いらぬ理解を示してくれると思います。知らんけど。
実際グーグル先生に『コミノ島 観光』と言ったキーワードで検索した場合、出てくるものはまぁ海です。ひたすら海です。
と言う訳で自分が放出する枯れた土地ばっかの写真たちも結構なレア度を誇ると思いますよ!!
誰得!!!
だがそんな荒野にも咲く花は有り。
…滅多に雨が降らない上年中暑いこの島でどうやって生き伸びてるんだろう、とか思いつつ。
植物って凄いですね。
何かコミノタワーなるものがあるようです。
見に行ってみるべ
途中に何かよーわからん建物を見かけたで
近寄って中を見てみると
やっぱりよーわからんかったで。
…一応昔、誰かしらが住んでいた場所ではあるらしい。
にしてもまぁほんと…何も無いなあ。
一応奥の方に見える四角いやつが目的地の塔っぽい。
と言う訳でひたすら歩く。
サボテン君はちょいちょい見かけます。
コミノ島にある唯一の宿泊施設。
海から地味に遠い場所にあって、ここにわざわざ泊まりたいって言うのはかなりのもの好きな気がする…
…いやまぁ『非日常体験がしたい』っていうのなら確かに満たされるものはあるのやもしれませんが。
ちなみにコミノ島の住人は現在4人しか居ないらしく、その人たちの一部がこの施設を運営しているとか何とか。
車みっけた。
…動くのかね、コレ?
そして塔に到着。
写真放出しているだけだとあっという間なのであまり伝わらないと思いますが、ここまで1時間以上、30度を超える炎天下を歩いてきておっちゃん結構死にかけてました。
塔の内部に入れば日陰がある!!と思うだけでどれだけ幸せを感じた事か…
ちなみに塔の中は、日陰どころか冷房が効いていて、受付の人が居たりちょっとした塔の歴史を紹介するビデオが流れて居たりして、外観とは裏腹に地味に近代化されていました。
一応入場は無料で、寄付ボックスだけありました。
日本語の案内まであったよ。
へぇー。
とりあえず奥にある階段を上ります。
そしたらすぐに見晴らし台に出ます。
なかなかの景色…
…と言うよりまぁ、『ほんと何も無いなあ』と言う感想。
むしろ自分良くこんな所ダーッと歩いてきたなあ、って言うある種の達成感みたいなのはありましたけど。
海側の景色はなかなかです。
そして塔を降りて、海水浴場方面に戻ります。
海はほんと綺麗ですやね…
これだけ透明度高いとスノーケリングも楽しめそうな。
まぁやっぱりと言うか、実際それっぽい事やっている団体は居ましたね。
確かスノーケリングもスキューバダイビングもできたはずです。
うーむ、ラロトンガ行った後じゃなかったらどっちかやったかもしれんなぁ…
って言うかこんな荒野ウォーキングなんてしなかっただろうに。(とか何とかいいつつ案外楽しんだ感は有。)
そして海水浴場に戻った後、友人達がまだ遊んでいるようだったので自分はとりあえず露店で飲み物買ってダラーッと過ごす。
1時間後位に合流して帰路へ。
往路は港から島まで一直線でしたが、復路は航路上所々にある洞窟の近くを寄ってくれたりします。
これがまた綺麗なんですわ…
プチ青の洞窟のような。
そして最後は猛スピードで波バッシャーアクティビティ。
これ短時間だから良い物の、30分以上こんな揺れだったら絶対酔うだろうなーとか思いつつ
何やかや楽しませてもらいました。
と言う訳でコミノ島の裏側紹介(文字通り)をしたわけですが…
改めて思ったけど、やっぱコミノ島まで行って海を楽しまないってアホのやる事だと思います。(ぇ
2度目以降の訪問って言うならまだしも…ね。
裏側散策は正直お勧めしません。
てか荒野ウォーキングがしたければ、マルタ本島でいくらでもできます。コミノでするメリットは特に思いつかない。
コミノ島に来たらば素直に海を楽しみましょう。
って言われるまでも無く、普通は海に行くでしょうけど。
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