久々 Stuff ニュース。
一部は街中まで上がって来てたりする模様…
親離れしたばかりのファーシールが町の近くを徘徊
NZファーシールはある程度の大きさになると母親から相手にされなくなるようです。(自立の為 & 母親が新しく生まれた子を世話する為)
その際、急に住処を追い出された子シールは地上に近づいたり川を上ったりマングローブ林に行って見たり、稀に人の家の裏庭にまで現れる事があるようですね。
(海岸から15㌔ぐらいまでは行動範囲に入るらしい)
母親に急に追い出されて餌をもらう事ができなくなったことにショックを受け、しばらく拗ねてしまうようで…笑
とりあえず近辺をうろつき休める所を見つけては拗ねて塞ぎこんで、その間にある程度1人で生きる事を理解し、更にどうにもお腹が空いて行動するしかない…と言う状況になったらばまた海に帰っていくようです。
長いときは4日間も海岸付近に留まる事もあるようです。
街中を徘徊しているファーシールに遭遇しても…
あくまで自然なプロセスの一環なので、基本的には無視するべきみたいです。
いくら悲しそう、辛そうにしていたとしても絶対に餌をあげてはいけない、そして彼らの行動の邪魔をしてはいけない…との事。
ただし、体に大きな傷を持っていることが目視できたり、あるいは漁のネットに絡まっている、犬に襲われている等明らかに危険に瀕している時にはDOCに連絡した方がいいみたいです。
ちなみに…アシカ、オットセイとアザラシの違い
- アザラシ
- 耳たぶが無い(穴があるだけ)、上体を起こせない、前ヒレに爪がある、後肢が発達している
- アシカ
- 耳たぶがある、前肢が発達している
- オットセイ(アシカ科)
- アシカの特徴 + 毛深い
…と言う訳で耳のあるなしで判断するのがとりあえず一番簡単なようです。
たまにNZファーシールの事をアザラシって書いている記事を見かけますが、NZファーシールはオットセイの一種ですよ。
…などとまるで元々違いを知っていたかのように語ってますが、自分自身調べるまでは違いなんて知りませんでしたZE!
過去に自分自身、『NZには野生のアザラシが云々』って書いたこと何度かあるし!!
ちゃうで!!
シーライオンもアザラシじゃなくってアシカやで!!!
でもまぁ…どれも似たようなもんだし、水族館で働く人以外は別に知らなくても良いんじゃないかなあとも思う適当な自分。
ともあれ
記事の通り通常であればファーシールは来ないような海岸、下手すると街中の方でも見かける可能性があるようですが、仮に見かけても下手に近寄ったり刺激を与えるような事はしちゃいけませんぜ、と言う話。
ある程度距離を取っての写真撮影であれば問題無いとは思いますけどね。
…旅行者の人が野生ファーシール見かけたらば結構感動すると思いますが、ウェリントンに住んでいたらば正直いつでも見れるのであまり感動は無いかもしれない…。笑
カイコウラに住んでいる人も多分同じだろうなあ。
あそこはウェリントンどころの話じゃないし。
路上でファーシール寝てたりするし。