何気に久々のNZニュース、From Herald からです。
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Milo の Health Star Rating が 4.5 から 4.0 に
NZ には各食品に、ヘルススターレーティングと言う『どれだけ健康に良いのか』を示す率が載っていることがあります。
特に似たようなタイプの商品を比べる時に、一つの基準にできる…との事です。
…まぁ自分は今の今まで存在自体知らなかったんですが。
あぁ言われてみればそんなん着いてた気ーするなぁ、程度のレベル。
試しに近くに置いてあったシリアルの表示を見てみたら4だった。へぇー。
ともあれこのレーティングが、ミロは今まで4.5だったのが4.0に下がったみたいで、たかがその程度の事で ニュースになっているようです。(ちなみに最大値は5)
Milo の何がよろしくないのか
Milo のレートはスキムミルクと一緒に飲んだ時に初めて到達できる数値であり、Milo単体に4.5の評価は過剰である…との事。
そもそも Milo は単体では半分が砂糖で構成されていて、NZでは普通の牛乳(Full Cream Milk)と一緒に飲むことが多いため、実際はもっと脂肪分が増えるのでその場合レートが高くなることはあまり無い…
と言う事で評価が下げられてしまったようです。
そうは言っても4/5 だったらまぁ別に悪くは無いんでないかーとは思いつつ。
そもそもそれってどうやって決められているのさ
オーストラリアとニュージーランドで使われているらしく、NZでは Ministry For Primary Industry (MPI) と言う所が数値を決めているみたいですね。
(厳密にはMPIが計算していると言うより、MPIは計算方法&ツールを提供していて、製品を作っている会社が製品の成分、エネルギー量などを入力して計算するようです。実際に表示する際はある程度の審査はあるんでしょうけど、上のMiloみたいに『特定の栄養素の高い牛乳と混ぜた場合』の値を使って計算するってのはある意味チートな気はしますねえ…多分シリアル系は全部同じような事やってるだろうと推測。)
具体的な計算方法は謎ですが、製品に含まれるエネルギー、栄養素と材料を元に計算していて、
- 脂肪(飽和脂肪酸)、砂糖、塩の量が少ないほど良い
- 健康な栄養素と成分が多いほど良い(繊維、タンパク質、果物、野菜、ナッツまたはマメ科植物)
…との事です。
へぇー。
商品を選ぶ時の一つの参考程度にはなる…?
のでしょうかね。
ただ日本人の感覚で言うと、単に栄養あるって言われるもの『だけ』を偏って食べていても意味が無いと言うか、
食べる量・バランスの方が大事なんじゃーないですか、とか思う訳です。(いつぞやのパレオダイエットが微妙ってのもそこに通じますやね)
そして記事に着いたコメントを見ている限りだと、Kiwi としても人によってはそこまで気にしているわけでもなさそう…笑
例えば
『大企業が寄り集まってレートを決めていて、商品を多く売るために高く設定しているだけの物だ』
だの
『そもそもミロが健康な物だと思っている人って居るの?』
だの
『4.0 どころか 1.5 位だろう』
だの
『自分はミロにアイスクリームを入れるのが好きだ!』
って知らんがな。ちょっと美味そうだけど。いや甘すぎそうだけど。
そんな訳でこんなん記事にしておきながら、今後とも特にレートは気にせずに好きな物を買ってきます。(ぉ
ミロも普通に買うよ!!
ただ自分の場合は飲みもののほうでなくて、シリアルの方だけど。
地味に好きです、ミロシリアル。
…アイスは乗せないですよ。