やっぱり気になる不動産情報。
from Staff NZ
一部地域で不動産価格が大幅下落
去年の12月と比べると、NZ全体の不動産の中央値が5%以上下がったようです。
特にオークランド・マヌカウ地域の下落幅が大きく、10%も下がった模様。
その影響が強くてオークランド全体でも前月比で5%弱の下落となっているようですね。
一時的な下落?それとも…
今年の頭からNZは外国人の不動産購入を禁止する法律を施行しました。
それに加えて永住権ビザやワークビザの申請も条件を厳しくして、移民数の削減も行っています。
それらの効果が出てきている…?
ジョン・キー前首相は『海外からの投資は不動産価格の上昇に関係ない』ってずっと言っていたんですけどね。
不動産価格の急上昇が問題になって海外投資家(とくに中国マネー)の影響では?と言う話が出る度に何故か毎回必死に全否定してた(中国からお金貰ってるのか、あるいは何か弱み握られてるのかって思うぐらい必死だった感)んですが。
もし上記政策の効果で価格が下がっているのだとしたら、実際の所はやっぱり原因の一つだった可能性が大いにあるという事ですやね。
とりあえず個人的にはこのままもっと不動産価格下がっていってほしいんですが…どうなんだろう。
もしかして徐々に買い手市場になるのかな?と思える部分もあるにはありまして。
家の需要を示す指標の一つに『Long Term Average(LTA)』って言う、『仮に新しい家が全く建たなかった場合に、どれぐらいの期間で物件が全て埋まってしまうか』を日にちで表したものがあるんですが。
それが今は中央値で46日。
去年の同じ月より5日延びた、との事です。つまり去年と比べると家が売れる時間が伸びている⇒ちょっと売れにくくなっていると言う事。
ちなみに指標が最悪だったのは2016年中頃の30.8日だったようです。
それと比べたら大分伸びてますね…
まぁこれは家を買う側としては伸びれば伸びるほどありがたいんですが。(日にちが長いほど買い手市場)
特にウェストコースト(87⇒158)、タラナキ地方(16⇒56)、そしてギズボーン(13⇒43)の方で上昇率が高いようです。
だったらこの辺が家買うならねらい目やん!!!…なのかもしれませんが、仕事が無さそうな気がするんで自分としては候補にはなりませぬが。。
それでも販売数自体は増えているようで、国全体では去年と比べると2%ちょい販売数増ですと。
まぁ毎年新しく建つ家もあるし、単純にその分売れる分が増えてるってのもあるだろうけど。
後は一部で値段が下がって手が届く人が増えた…?
いずれにしても自分は不動産のプロでも何でもないんであまり詳しい事は分かりませぬが。
専門家曰く
Hilary Parker さん(何か統計学的な事している人):今年一杯は下落が続いて、その流れは国全体に広がるだろう
Sharon Zollner さん(ANZのエライ人):不動産売買は未だ活発で、価格が急騰することは先ず無いが一気に下がる事も無いだろう。
ただ今までより市場は少し落ち着いてくるだろう
…との事でまぁ、とりあえずやっとこ不動産価格の上昇は一旦落ち着いた…と考えて良さそうです。
まぁこういうのって国の政策とかでも大いに変動するものだと思うので、政府がこの先取る政策次第ではまた上がったり、逆にもっと下がったりもするかもしれませぬが。
自分はただひたすら…もっと下がってくれる事を祈るのみ。
って言うかレントももっと下がって欲しい。(切実)