テパパミュージアムに新しい展示物が追加(+ガリポリ展の話)

いつからかテパパミュージアムの4,5階が改装中で入れなくなっていたんですが、先週末に改装が終わってグランドオープンとなりました。

特にそれを狙っていたわけではないんですが、たまたまその日に行く機会があったのでいくらか写真放出してみます。

あくまで一部の展示物のみですが…と言うか相変わらず広くて、4,5階だけでもかなりの展示物の数があるもんで全部も撮ってられない。

それに博物館はやっぱり写真で見るより実物を見てなんぼだよね、とも思うのであくまでざっくりとだけ紹介。

NZアーティストの作品がメイン

のっけからよー分からんと言うかインパクトある奴ですが

NZの有名マオリアーティストの作品みたいですよ。

この子、何気に首が動きます。動く、って言っても自動的に動くんでなくて押したらゆらゆらする程度の動きですけど。

オッスおら兵隊

この人、何気に手が動きます。動く、って言っても自動的に動くんでなくて以下略

存分にハイタッチして遊んでくださいまし。

でかい像…

そしてここからでも存在感のある奴が見える…

油絵が一面に。

あまり綺麗に撮れてないな…

レインボーな何か。

目が…目があぁぁぁ!!!!!

ってなりそうな展示物もあります。

と言うか視覚効果を楽しむエリアみたいなところがあるんですけど、そこはあまり長居しているとほんと目がかなり疲れそうな感じです。

自分以外にも目をこすっている人を何人か近辺で見かけました…笑

子供向けの少し遊べる展示物もいくつかあります

触ってアートを感じようスペース。

テーブルの上に置いた物が正面のスクリーンに万華鏡のような感じで映し出されます。

様々な形をしたボール紙?を組み合わせて何かを作ってみようスペース。

形だけを見たらばほとんどが実際何なのかよーわからんブツが多いですが、ボール紙のカラフルさのせいか妙に立派なアートに見える罠。

いずれにしてもこう言う『あるものを使って何かを作る』系の物は子供の想像力をフルに活かせる良い遊びだと思ふ。
だからこそ LEGO とかはずっと子供のおもちゃとして定番なんだろうなあ。

…ってまぁ LEGO は大人用の物もあったりするけど。
大人になっても楽しいものは楽しいし、ワクワクする物はワクワクするもんです。

謎のカラフル空間。

外にボタン?みたいなのがあって、それを押すことによって色が変わる…?のか自動的に変わるのか
様々な色の影がいろんな方向に延びます。

そして目がやられます。(何

新しいエリアはこれ以外にも服や絵画、絨毯?と言うか縫い物…?のような物等、NZアーティストの作品がとにかく色々展示されていました。
この日はあまり時間が無かったのでかなり駆け足で見て回ったんですが、それでも結構時間かかった感…

また機会があれば今度はもうちょいゆっくりじっくり見てきます。

ガリポリの戦いをテーマにした展示物

これは新しいエリアでは無くて、2015年?位から展示されている物のようですが、こっちも一部写真を撮ったので放出。

Gallipoli: The Scale of Our War | Museum o...
 
Gallipoli: The scale of our war
http://www.gallipoli.tepapa.govt.nz
Building Gallipoli: Come behind the scenes with Te Papa & Weta Workshop as we build an exhibition like no other

ガリポリの戦いについての詳細説明は Wiki 様に頼ります。

入場してすぐに目に飛び込んでくる、大型超リアル人形。

この写真だけじゃ分からないかと思いますが、通常の人間の2.4倍のサイズと言う事で実物はかなりデカいです。

そして作り込みが凄い…

肌の質感、毛の生え具合や毛穴も物凄くリアル。汗や涙の表現もリアルすぎて、一部で『怖い』と言う評価があった理由がよく分かりました。

展示エリアには6カ所位?こういう特大人形がいるんですが、映画製作で世界的に有名な Wetaスタジオ が24000時間かけて制作したものだそうです。

ちなみにテパパとは直接関係無いですが、ウェリントンのアイサイト等で Weta スタジオ見学ツアーに参加できたりします。

興味ある人は参加してみると良いかもしれませぬ。

戦医と…

ひたすらリアルと言うか生々しい。。。

大きい物だけでなく、小さい模型もあります。やっぱりしっかり作り込まれている。

これもまた…食事に集っているハエがものっそいリアルだったりします。
ちとリアルすぎてアップで載せるのは気が引けるレベル。

待機所が再現された場所があったり。

戦闘中のイメージが詳細に描かれた巨大な絵画があったり。

弟を戦場で亡くしたナースの姉を模した人形。

それぞれの人形の近くにその人のストーリーが書かれているんですが、この人のは…

Gallipoli: The Scale of Our War | Museum o...
 
Gallipoli: The scale of our war
http://www.gallipoli.tepapa.govt.nz/saying-goodbye-lottie
Building Gallipoli: Come behind the scenes with Te Papa & Weta Workshop as we build an exhibition like no other

特に辛くなります。

この人は大怪我はしたものの生還したようです。

 

とまぁそんな感じで

当然と言えば当然ですが、こっちの展示物は心に重い…。
ですが見ごたえはありました。自分は良くも悪くも想像力豊か(?)な方で色々考えこんでしまうタイプなんで、本当はあまり戦争関連の物は見たくなかったりはしますが。。

この時はあまり時間が無かったんで割とザっと見て回ったんですが、展示されている物を本気でじっくり見て回ったらこのエリアだけでも半日潰れるんでないかと言うぐらい内容が濃いです。

ここの展示エリアは度々内容が変わっている気がするので期間限定かもしれませんが、もしウェリントン来る機会があって且つガリポリの戦いに興味があるならば見学することをお勧めします。(入場無料)

 

ちなみにテパパ外にも何か新しいブツができてました。

地球を色々違う視点で見てみましたの図?ですかね。

関連記事(広告を含んでいます)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)