ここの所世界的にプラスチック製品を削減しようとする動きを見かけますが、NZとて例外では無く。
結構前にスーパーでプラスチック袋の有料化が始まって、皆さん買い物袋を持参しましょう!!とはなっていたんですが。
今回はまた更に1段階強い行動に出ましたね。
…とは言え、個人的には方々で使い捨てプラスチックバッグが禁止になるよーと言う事を聞いてはいたものの、『あぁじゃぁスーパーから完全にプラスチックバッグなくなるんかな?まぁ買い物袋持ってるし問題ねぇーす』程度にしか思っていなかったんですよね。
さっそく洗礼喰らいました。
行きつけのテイクアウェイで飼ってきたチャーハン。
相変わらずボリューミーで良いですね、って言うのは問題じゃなくて
この…出来立てアッツアツの物をですね、そのままポンと渡されたわけですよ。
いつもは袋に入れて出してくれるのに急にこんなポン、なのでちょっと驚きつつ
『え、いやこのままって熱くて持てないんですけど。いつもみたいに袋にいれてほs』
と少し思った所で初めて気づきましたよ。
使い捨てプラスチックバッグ禁止って…こういう事か…!!(理解が遅い)
なんせこのコンテナだと熱がそのままダイレクトに伝わってくる⇒素手で直接持つとどう考えても火傷する、と言う事で仕方なく
こんな感じにセーターの袖で手のひらを覆って持ち運びましたよ。
…もちろん、こんなキラキラした手はしてませんよ。乾燥気味のザラザラした手ですよ。
ともあれ実際にこれなら持ち運べましたよ。
…だけども、良い歳したオッサンの萌え袖ってどうなんだよと。
ていうかフリーで使える『袖で手を隠している画像』を色んなキーワードを使って頑張って探していたらば『萌え袖』などと言う新しいボキャブラリーを知ってしまった良い歳したオッサンってどうなんだよと。
男子受け良いのかコレ。そうなのか。ワシ的には何かだらしなく見えるのであんま好きじゃn
…脱線した。
テイクアウェイでプラスチックバッグ禁止はなかなか
大変な気がする。
改めて思うと、まープラスチックバッグって色んな所で使われてますねえ。
これ、かなり広範囲に適用される事になるよなぁ。
ただまぁ最初からもらえないものだと分かってさえいれば、対策はなんとでもできますね。
自分も買い物袋は普段から鞄の中に入れているので、それを使えば…
…
…
それを使えば良かったんやないか!!!
持ってた!そう言えば!!
別に萌え袖オヤジやる必要無かった!!!!
とか言う話は置いといて
今回の法改正で不便に思う人(特に旅行者)もきっと多くいると思いますが、NZに長く住んで居て思うのは…『多少の不便さは慣れればどうと言う事は無い』って事。
特にその不便さが、何かしらポジティブな事に繋がっている場合は積極的に受け入れられますね。
NZはお店がやたら早く閉まる事なんかも最初は不便に感じるけど、お店が早く閉まるのは定時帰りの人が多くて夜遅くまで働く必要が無いからだ、と考えれば実はとても良い事なわけで。
そう考えたらば積極的に受け入れられますし、そして早く閉まる事が当たり前と言う考えて行動すればなんとでも対応はできますし。
実際の所はまだまだ様々な場所で使われているプラスチック製品、今回の法律でプラスチック削減に対してどれほど効果があるのかは未知数な所はありますが、いずれにしてもNZの『とにかくやってみる』精神は素晴らしい事だと思います。べたーざんなっしんぐ。
ちなみにズルするとチクられますで
一言で『使い捨てプラスチックバッグ使用禁止』と言っても、実際の所どんなプラスチックバッグでも駄目と言う訳では無くて。
禁止される物は、
The ban applies to single-use plastic shopping bagsunder 70 microns in thickness.
…と言う事で『取っ手のついた厚さ70ミクロン以下の使い捨てプラスチックバッグ』なわけです。
そこで某有名インディアンレストランがその法の抜け穴をついた対応をして、その事をヘラルドの記者にすっぱ抜かれております。
…『取っ手の付いたプラスチックバッグ禁止』
と言う部分を逆手にとって、
『プラスチックバッグから取っ手を切り取って使用』
していたようで…。。。
良く思いつくなあと言うか何というか、そこまでしてプラスチックバッグ必要なんですかねぇ。
まぁ多分お客さんの中には自分みたいに法改正の事忘れていた!!って人も居ただろうから、一時的な対応としてやっていたのかもしれませんけどね。
ともあれ半端な対応をしても、きっと誰かがどこかで見ていますよ…
と言う事で皆さんも折り畳める軽い袋を普段からいくつか持参する等、対策をしときませう。
じゃないと、テイクアウェイショップに行く度に萌え袖する事になりますで…!