だと個人的に思いました。
『我々に何かできる事があるか』と言う問いに対し…
答えた内容が、上のリンク記事のタイトルでほぼ分かると思いますが
『Sympathy and love for all Muslim communities』
(ムスリムのコミュニティに同情・共感し、そして愛して下さい。)
と答えたそうです。
これはもう…これ以上ない皮肉と言うか、核心をついてると思う。
今回の事件はやはり白人至上主義者のムスリムヘイトによる物で、首謀者は犯行前に撮っている動画でトランプ大統領の考え方(移民排斥)に影響を受けたと語って居たようです。
個人的に彼は史上最悪の大統領だと思っていますが、彼みたいに理不尽に移民を敵対視する人が居なければ、こんな事件は起こらなかったと思います。
…だからこその首相の言葉は、凄い重くて、そして正しいと思う。
個人的にNZ首相は凄い良くやっていると思っています。
政権交代もあってヘレン・クラーク以降では初の女性首相、前政権ではやらなかったような色々新しい事をやっていて、その政策に対してあれやこれや言う人は少なからず居ます。
ただ個人的に今のNZ首相は凄い『人間らしい』人と言うか、共感力の高い方だと思います。国民・一般人目線に近い、とも言いますか。
ちなみにニュース記事のコメントを色々読んでみたり、後は個人的に言語交換パートナーの Kiwi と話していても改めて感じたのが、首相に限らずNZの人はやはりこう言う理不尽な差別に対しては強い怒りを示してくれる人がほとんどだと言う事。
元々多文化に対する寛容性の高いお国柄(差別が全くない訳では無いですが、他の国と比べたらばかなり少ないようだと思う)ですしね。
2回連続でこの事件についての話を書くつもりは無かったんですが…
何とも言えないモヤモヤを抱えていた時に、この首相の対応を聞いたときにほんの少し晴れた気がしたので、この話はNZ在住の方と共有した方が良いかなあと思っての投稿でした。
改めて、この事件で犠牲になった方々のご冥福を心からお祈りいたします。