バリスタ チャンピオンシップ2018 NZ大会

と言う訳で初めて見てきました、バリスタチャンピオンシップ。

前回書いた『コーヒー飲みすぎ偏頭痛』はこれのせいですね。

今年はウェリントンのアッパーハットで開催

今年は Upper Hatt の Expressions Arts & Entertainment Centre にて行われました。

会場入り口では無料でエスプレッソコーヒーを淹れてくれます。

運と言うかタイミングが良ければ、大会参加者の人が作ってくれることもあったり。

そしてさすがのラテアート…

日や時間帯によって使われている豆が違うようです。

業務用マシンのような物だったり、フィルターコーヒ等も用意されていました。

もちろんこれも無料。

こちらはシングルオリジン(使用している豆が一種類の物)コーヒーで、個性的な味が楽しめました。

…こんなんが無料ってそりゃまぁ飲み過ぎてしまう気持ちも分かります…よね…?

同時に、ラテアートコンペティションなる物も行われていました。

素人からプロまで、誰でもラテアートに挑戦することができます。

上の写真は Newbie, 要は素人さんの作品達。

ただの泡になっちゃっている人から、かなりちゃんと形になっている人まで様々。

ちなみにラテアートに挑戦と言っても全てを自分でやるわけでは無く、コーヒーと泡立てたミルクは事前に用意してもらえます。
そして挑戦者は単にコーヒーにミルクを注いで何かしら描くだけ。

…なんですが、その『描くだけ』ってーのが難しいんですよまた。

プロの人は何か凄い簡単そうにスラスラーって描いちゃうんですが、いざ自分で挑戦してみるとそんな上手くは行かず…

いかにプロの人が凄いのかがよく分かります。

そしてこっちがプロの作品群。

さすがにハイレベル…

そんな感じで大会前から楽しめる、と言うか場合によってはこの無料コーヒーだけ目的で来ても良いんでないかって言う自分は貧乏性

 

いやもちろん大会自体もちゃんと見てきましたよ!!

NZナンバーワンバリスタを決める大会

大会ではNZ各地から選りすぐりのバリスタが集まり、各自の技術と知識を競います。

ここで優勝したバリスタは、後日開かれる世界大会に参加することができます。

おおまかにどんな審査方法なのかを説明すると、先ず各自ベーシックなコーヒー二つ(エスプレッソとラテ等のミルクコーヒー)と、シグニチャービバレッジと呼ばれる各自のオリジナルコーヒーをプレゼンします。

使用する豆について、味の事や生産地の事等色々解説してます。

そして各コーヒーを飲むたびに、何かカリカリしだす審査員達。

動画だとより雰囲気が伝わりやすいですかね。

コーヒーの味が審査されるのはもちろんの事、プレゼンの内容、またコーヒー抽出の技術等も審査されます。

技術チェックは2人がかりでやっている模様。

コーヒー作る度にこんな両サイドからじっくり見られてカリカリやられてたら落ち着かない気ーする…

ベーシックコーヒ作成時も知識豊富なバリスタさんの話を聞けて面白いんですが(つって自分は半分ぐらいしか理解できなかったがね!!!)、シグニチャービバレッジの方が各参加者の個性が出ていて、見ていて面白いです。

ドライアイス…?

と、何か色々液体を注射器のような物を使って抽出している。

ノンアルコールカクテル風にしている人も居たり。

普通に美味しそう…

フリップを使っての解説も有りのようです。

蒸しペアー…となんやかんや

ぱっと見アイスコーヒーっぽいですが、何か色々混ぜてました。

何を具体的に混ぜていたかは…上に載せた動画を参照の事。

銀の玉にコーヒー。

他にもカワカワと言うNZのお茶を使ったコーヒーを作る人等、とにかく普通じゃない物が出てきます。

…これらを全部観客も楽しめる!!とかあったらもっと面白いんですけどねえ。

さすがにそれは無理があるか。

この時もそこまで満席では無かったとはいえ、それでも観客200人以上は居たと思うしなあ。

シグニチャービバレッジはかなり手が込んでいるので、一度に大量生産はできなさそう。

大会結果

そんな感じで知識も技術も確かなバリスタさんたちにより熱い戦いの結果…

上位6名はこのようになりました!

優勝者はオークランドにある Gorilla Gear の John Gordon さん。(写真後列左)

2位に ニュープリマスにある Ozone Coffee Roasters の Nico Refitiさん。(前列右)

3位にウェリントンの Franks から Frank Hsu さん。(前列左)

4位 もウェリントンから、Mojo Coffee Cartel の Logan Collinge さん。(後列真ん中)

5位 はロトルアの McCafe から Grace Choi さん。(前方真ん中)

そして6位 にファンガレイから、 Down The Road Eatery & Deli の Brittany Cox さん。(後列右)

上位3名バージョン。

と言うわけで結構いろんな町から入賞者が出て居ますね。

どのバリスタさんも知識豊富で技術も有り、きっと美味しいコーヒーが頂けると思うので近くに住んでいる方は是非行ってみるべし!!(ただ優勝者の方はカフェを持っている訳では無く、グラインダーのパーツ等を販売しているようですが。)

自分も Frank さんのお店は一度行って見ようと思います。

おまけ

大会司会者の一人に手話ができる人が居て、準備時間等にNZの町やコーヒーに関係する手話を教えてくれていました。

オークランドってそんな単純な表現でいけるんや…

関連記事(広告を含んでいます)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)