NZ永住関連の話を読む人って、そもそも事前に他のサイトである程度の情報は仕入れていると思うので、基本的な事は別に書かなくても良いわなって思ってたんですが。うちの家族とか元々の読者で何となく読んでくれている人の場合、いきなりEOIって言われてもなんのこっちゃだよね…
という事でビザ取得までにどういう事が必要だったのか、ざっくりとおおまかな流れを書いておこうと思います。
Expression Of Interest (EOI) を提出する。
NZが好きなので永住権が欲しい!!と言っても、誰にでもあげるわけにはいかないですよね。当然、ある程度申請する為には条件があるわけです。
で、このEOIと言うのは『私はビザ申告する要件を満たしています』という事を自己申告する物なわけです。
細かい事は以前書きましたけどポイント制で、年齢、職業経験、学歴、就職状況等それぞれポイントになる条件があって、計算されたポイントが100点以上であれば申請が可能。
ただしこの審査を確実に通るのは140点以上で、100~140点の場合は既に就職が決まっていれば通過、そうでなければ条件が良い人から何人かが抽出される…との事です。
※2017年に160点以上が必須となりました
この時点ではあくまで自己申請で、提出すべき書類は特にありません。ただしお金はかかる。(約$500)
本申請
EOIで問題無いと判断されたら、移民局から審査通過の旨を記載したメールが届きます。
添付ファイルわっさー…
ですけど、必要となるのはごく一部だったり。
メインのファイルはEOIの内容をほぼそのままコピーした物。後は健康診断の記入フォームだとか、必要であれば記入する物と、具体的な記入方法が記されたPDF。
この時点で、職歴の証明、家族構成の証明(戸籍謄本を英訳したもの)、必要であれば無犯罪証明&健康診断書、その他とにかくEOIで申請した内容が真実だと証明する物をかき集める。後は本申請料金。($1810)
詳しい話はまたいずれ。
書類提出&審査
上記書類をイミグレの人が審査して、もし記載に不備等があれば電話 or メールで指摘される。
そこでダメ!!ってなるわけじゃなく、あくまで『これとこれとこれが足りないから用意してね』と言う旨で、その部分を修正&提出すれば問題なす。
本申請通過のお知らせ
上記過程を経て特に問題が無ければ、Resident Visaが無事降りた旨を記載したメールが届きます。
ここで更にお金(Migrant levy)を払う必要有…$310。
また、ビザのシールを貼るためにパスポートを送る必要もあります。
送ってから1週間ぐらいで手元に、ビザが張られたパスポートが戻ってきます。
永住権申請(いずれ)
これまでの流れで取得したビザは Temporally Resident Visa であって、まだ色々制限があります。
NZの一般市民とほぼ同じ権利が得られる永住権( Permanent Resident Visa) 取得にはここから更に2年間をNZメインで滞在する必要(各年最低184日はNZに滞在してないといけない)があって、そこで必要となる作業は…まだ不明。
…と、こんな感じですね。
まとめると、
EOI ⇒ 審査 ⇒ 本申請 ⇒ 審査 ⇒ 不備があれば対応 ⇒ Resident Visa取得 ⇒ 2年滞在 ⇒ 永住権に切り替え
です。
これでこの前書いていたEOIって何ぞやってのが分かりましたかね?
要はまさに永住権へのスタートライン、入口です。
また本申請に関する自分の体験談は後日書きまっさ。