ひょんな事から知り合ったドイツ人とスロベニア人の方おりまして。(シリーズ化…?)
典型的幸せ像 in ドイツ & スロベニア
『何故にNZに来たのか?』と言う話をしていた時、そのドイツ人の方が理由の一つが『ドイツの典型的な幸せ像が自分には合わないと感じていて、全く違う国を見て・住んでみて視野を広げてみたかったから』だと申しておりまして。
その『典型的な幸せ像』…と言うのはまぁ日本でも同じですね、『パートナーを見つけて、子供を授かって、自分の家を買う』…と言う物。
って言うかドイツでもそう言う『典型的幸せプレッシャー』と言うか、『一般的な幸せ像からズレたら色々言われる』みたいなのあるんね…って話聞いてて少し面白かったす。(多分一言にドイツ、って言っても家族や地域によってもある程度違いは有るんでしょうけどね)
そしてスロベニアの場合、典型的幸せ像は上記に加えて『自分の牧場を持って牛を飼う』と言うのが追加されるようです。笑
お国柄…か…?
…となると砂漠地帯の方に住んでいる人とかだと、『マイラクダを手に入れる』とか言うのも追加されたりするんだろうか?知らんけど。
ともあれ
上2人が共に言及していたNZの良い所として、『色んな価値観を持っている人が居て、それを皆が受け入れてくれる』と言う事。
皆違って当たり前、な国
NZはそもそもの国の歴史が短く、移民で成り立っている国であることが関係するのかな。
自分とは違う価値観・文化に対する寛容性が高いように思います。
いやまぁ全員が全員じゃないし、移民嫌いな人だとかも当然居ますけど、それはどこの国でも…ゼロでは無いですやね。世界中に居ますよ、そういう人は。
いずれにしてもNZは女性に参政権を与えた最初の国であり、同性婚を認めている国でもあり。
事実婚であっても結婚しているのとほぼ同等の権利が得られたり、子供を作らずに(作れなかった、のではなくあえて作らないと言う人も含め)ずっとパートナーと二人だけで幸せに暮らして居る…と言う人も結構見かけたり。
何と言うか、NZはそこまで強い『典型的幸せ像』って言うのは無いように思います。
そもそもの典型が無いもんだから当然『典型的な幸せからズレたら色々言われる』なんて事もそう無いわけで。
まぁこれも家族による部分はあると思いますけどね。
ただ自分がNZにある程度長期滞在して出会ってきたNZ人の中で、『幸せになるにはズバリこうしなさい!!』的な事を言う人は今の所見たことありませぬ。
それよりも『自分なりの幸せを見つけましょう』と言う感覚の人の方が多いように思ふ。
価値観なんて人それぞれ、他人が言う『幸せ』な状況が自分にあてはめた場合に同様に幸せとなりうるのかは分からない。
日本の『こうあるべき』は時に窮屈
日本は特に『幸せとはこうあるべき』『男 & 女はこうあるべき』『何歳であればこう振舞うべき』
等々、色んなタイプの『こうあるべき』的プレッシャーが強い国だと思います。
…NZっていう良くも悪くも色々緩い国に長く住んでいるから余計にそう感じるのやもだけど…
そういった日本的『こうあるべき』論と言うか、日本的常識…と言うのは必ずしも誰にとっても『正解』では無い、と言う事はいろんな国の人にかかわると色々見えてきます。
もし『自分は他の人とちょっと違うかも…』事で窮屈な思いをしている人は、今居る場所とまったく違う世界に一歩踏み出してみると、その窮屈さから一気に解放されるかもしれません。
上記のスロベニア出身の人が言っていたことですが、
『コンフォートゾーン(安全・安心領域。要は自分が既に知っている、馴染みのある物ばかりに囲まれている状態)から勇気を出して外に出てみると、貴重な経験を得る事ができて、視野も幸せの基準も広がる。だから自分はNZと言う、ヨーロッパから遥かに離れている国に来たんだ』
と。
コンフォートゾーン…のくだりは個人的に、激しく同意です。
自分は日本と言う国自体は大好きだし、NZ在住が長くなっても日本的価値観を持ち合わせている所も多々あります。
ただ自分自身、そういった『こうあるべき』感を強く持っていた人間でもあるので、その部分で自分で勝手にストレスを作っていた所があったように思います。
それがこの適当な国多様性を重視する&人の目をあまり気にしない人が多いこの国にきて、上記のような窮屈さからくるストレスはかなり減ったように思います。
ってか何かキャラ違う気がする
そろそろ疲れた。めんどい。馬鹿になりたい。
頭空っぽの方が夢を(何度目だコレ
キャラじゃないねん、お堅い事つらつら、つらつら。はにわの角に頭ぶつけて死んでまえ、って思うわ我ながら。
いやそうでもないか、たまにあるなこういう真面目モードの時。
ただ続かない。エナジーが足りない。カフェインが足りない。やる気が足りない。
何かほんと長々と書いたけど、要はあれですよ。
『幸せ何て人それぞれ、人と違っても、色んな生き方があっても良いと思う』
っちゅー事でね
皆さん、人生楽しみませう。
おやすむ。