ニュージーランドのワーホリ(or 長期滞在)は退屈…?

ひょんな事から知り合った Kiwi と雑談してた時にですね、ニュージーランドの良い所・悪い所の話で地味に盛り上がったのです。

自分自身はニュージーランドが好きで長期滞在(と言うか永住)している訳ですが、過去に何度か書いたこともあるようにニュージーランドって実際の所、誰にでもお勧めできる国かってーとそうでも無いんですよねえ。

上記 Kiwi と話していた時に改めて、どういう人だったらばNZに向いているのか…と考えてみたのでそれを簡単にまとめてみようかと。

NZに向いていると思う人

自然派
NZの一番の魅力は何といっても大自然、ですからね。
どんな町にも必ず大きな公園はあるし、ちょっとドライブしたらばそれこそロードオブザリングで出てくるような景色がそこら中で見られます。
海、山どちらのアクティビティも充実していて、特にトレッキング・ハイキング好きであれば飽きる事はまー無いでしょうね。
趣味を持っている
なんせ遊べる場所が限られていてお店もすぐに閉まってしまうNZ、どうやったってフリーの時間が出てきます。
趣味があればそういう時間を好きな事に費やすことができる為、充実した生活を送れると思います。
これと言った趣味が無い…となると、有り余った時間をただ『やる事ねぇー』とか言いながら無駄に浪費する事になる危険性有。
海外まで出てきて毎晩オンラインゲーム三昧…ってのはね、どうなのかなぁと。(実際、語学学校から帰ったら即部屋に閉じこもってひたすらゲームって言う人たまに居ますで。。。)
行動力がある
上の趣味を持っている、と関連する事でもありますが
なんせ遊べる場所が限られていてお店もすぐに閉まってしまうNZ(2度目)、『何か面白い事起きないかなあ…』と、ただ受け身で居ると何もこれと言った事が無いまま日々が過ぎていきます。
面白い事は自ら探して回る、位の感覚で居ないとNZはほんとすぐやる事なくなりますで。
この事に関しては後でもうちょい詳しく書きます。

NZはあまり向いていないと思う人

都会派
NZは確実にバッドチョイス。都会ラヴァーからしたらば不便な所がいちいち目に着くと思われ。
都会好きでオセアニア方面来るならば、オーストラリアのシドニー & メルボルン辺りに行った方が絶対良いと思います。
NZは最大の都市のオークランドでさえエンターテインメントは限られていて、恐らくすぐに退屈を感じるようになると思われます。
多くのお店は5時には閉まるし、夜になってできる事って言ったらバーで飲んで飲んで飲んで…位しかねぇべ。
お金稼ぎたい
NZは日本よりは最低時給は大分上だけども、生活費もそこそこかかるので稼げるか…と言うと微妙。これもオーストラリア行った方が良いと思われます。最低自給高いし、豪ドルはNZドルよりも強いし。
(ただしオーストラリアは日本食レストランとかだと最低自給以下で働かされるところがかなりの割合であるのでそこは要注意…オーストラリア人も働いているローカルなカフェとかであれば大丈夫。)
ひたすら受身な人
NZに向いている人の項目に書いたように、NZはある程度自分から楽しみを見つけられる人で無いとすぐ飽きます。
大きな町であればその辺適当に歩いていたら面白そうなエンターテインメントがあったりしますが(東京なんてほんと意識せずとも、遊びに関してはまー何でもありますやね…)、NZにそれを期待したらばあきまへん。
自分が何もしなければ、基本的に何も無い。楽しみは向こうから歩いてこない、自分から歩いて行くんだ ZE、そういう国。(?
几帳面な人
Kiwi は色々適当ですから。こっちもある程度適当と言うか、『まー良いんでない』的思考を持っている or 身につけないと、彼らの適当さ加減がストレスになり得ます。時間にルーズな人も多いでね。良い意味での諦めって大事。
ただ日本人の生真面目さは仕事面で重宝されるし、礼儀正しさであったり時間を必ず守る性であったりと言うのはやはり称賛されることが多いので、そういった性格まで変える必要は無いと思います。
日本人の良い所は残しつつ、でも Kiwi に同じような行動をするよう求めない…のが肝ですかね。…言うのは簡単、ただ実際に受け入れるのはそれなりに慣れが必要だと思うけど。

上記を踏まえて…NZを楽しむには

『都会派』、『お金稼ぎたい』系の人に対する処方箋は無いと言うか、上で書いたようにシドニー辺りに行ってらっしゃいとしか言いようが無いですが(ぉ

ただ何となくNZ生活が退屈…と思っている人の場合は、『積極的に行動する事』で楽しめるようにできると思います。
『NZに向いている人』の項目でも書いたように、行動力大事。

NZはひたすら受け身で居ると、ほんとすぐやる事無くなります。でも自ら色々行動を起こせば、やる事なんていくらでも見つかるとも思います。…ってかこれはまぁNZに限らずだと思うけど。

具体的には…

オークランドみたいな都市部であれば色んなコミュニティ・サークルがあるのでそれらに参加してみるとか。
その中で新しい趣味でも見つかれば、より有効に時間を使えるようになりますやね。

いまいち気に入ったサークルが見つからなければ、NZ大好きの仲間募集版とかを利用していっそ自分がサークル立ち上げて仲間募集をかけてみるって言うのも大いに有りでしょう。

後はやっぱりウォーキング・トレッキングと言ったNZの自然を感じられるようなアクティビティをしてみるとか。
NZは大きな公園やウォーキングコースがそこら中にあるので、片っ端から巡ってみたり。
天気のいい日に緑の中をただのんびり歩くだけでも、凄いリフレッシュできますやね。

まぁ人によってはそこまでアクティブにしなくとも、ただボーっとするだけの時間、所謂『何もしない贅沢』を楽しむのも一種の方法では無いかと。

冒頭の方とは別の Kiwi の方が行ってましたが、

『NZは確かに(人によっては)退屈かもしれない、でも時に退屈な時間と言うのも大切なものだと思う。

何故ならそういう時間にこそ純粋に自分自身と向き合う事ができて、何かしら新しいアイデアが浮かんだり、抱えている問題に向き合って答えを見つけられたりするものだから。仕事が忙しすぎるとそういった事も出来ず、ただ時間だけが過ぎて何を変える事もできないからね』

と。

これ、物凄い共感しました。
余った時間を有効活用できるかどうかはその人次第…

 

そんな感じで…

何か結構長くなってしまいましたねコレ。無駄に。

ただまぁ言っていることはある意味どれも…凄い当たり前の事を言っているだけの様な気もする。(爆

ともあれ折角日本から12時間もかけてやってきた異国の地、ただ退屈だった…にならないよう時間を有効活用して、少しでも楽しく有意義に過ごせると良いですやね。

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