NZニュースのお時間(?)、
今回は Herald News からです。
全部64歳のお父さんの話からですが…
25歳の息子さんが無くなる前、3カ月程毎日大量のエナジードリンクを摂取するようになり、彼はそれが息子の死の大きな原因を占めていると思っているようです。
エナジードリンクには砂糖とカフェインが大量に含まれている
NZではエナジードリンクは人気みたいで、色んな種類のものが売られているのをみかけます。
日本ではメジャーなのはレッドブルですかね?
…自分も日本で働いていた時、仕事が深夜までかかりそうな時にもうひと踏ん張り!!と言う意味で一缶飲んでたりはしました。
ただこのドリンク、実際目が冴えたり少し元気が出る気はするんですがその主な原因は主原料のカフェインが強く影響しているようで。
記事内の動画にありますが、1缶のエナジードリンク内に、推奨されている一日分の摂取量を超える砂糖とカフェインの量が含まれています。
また、1日2缶以上飲んだ場合はカフェイン中毒になる可能性があるとの事です。
…なのでもしエネルギーが必要、と思った時はエナジードリンクの代わりにスムージーや牛乳を飲んではどうですか?と動画の中で言われてますね。
鬱がエナジードリンク中毒にした?
最初記事のタイトルを見た時は単にエナジードリンクマニアが体調を崩したのかと思っていましたが、どうやらそうではなく…
息子さんが離婚を経験した後に鬱気味になり、それからエナジードリンクを大量摂取(1日15本以上)するようになってしまったようです。
お父さん曰く、エナジードリンクは諸刃の剣(エネルギーを与えてくれるけどデメリットもあると言う意味で) ー 息子さんはそれを飲むことによって鬱を悪化したと。
そしてそれが息子を自殺に追い込んだ…と。
…
うーん、ただのエナジードリンク摂りすぎに対する注意喚起記事かと思ったら、悲しい内容だった。。。
(最初、ニュース記事に合わせて『エナジードリンクの飲みすぎは死に至る…?』といった感じのタイトルにしようかと思ってたけど、読み進めてみたら思っていたのと違ったのでタイトル変えました。。)
辛い事があったときにお酒に溺れてしまう人っていると思うけど、この人の場合それがエナジードリンクだったと言う。
最初に書いたように自分自身、長時間労働で頭が働かなくなってきた…だけどももうひと踏ん張りせねば!と言う時にたまに飲んでいたエナジードリンクですが、過剰摂取すると明らかに体に悪そうだとは思っていました。(だからこそ記事に興味が沸いて読んでみたのです)
幸いと言うか何というかこっちに来てからは長時間労働とは無縁で、せいぜい昼過ぎとか眠くなる時にコーヒー一杯飲んで脳を起こす…ぐらいで十分なので、自分はエナジードリンクは滅多に飲みません。…けどなんとなく飲みたくなる時が稀にあるんですよね。。
実際エネルギーが欲しいときに役に立つ部分はあると思いますが、飲み過ぎると効果を感じなくなってくるみたいだし、下手すると中毒にまでなってしまう可能性もあって最悪の場合は…
と言う事を頭において飲むようにした方が良さそうです。
話は脱線しますが…ちょっと重い後書き
NZは若者の自殺率が世界一だと言われています。(全年齢になるとそれほど高くないみたいですが)
個人的には自分自身、そして周りの人も楽しい気持ちで居てほしいのでブログで重い話は積極的にしないようにしているつもりですが…ただそれはニュージーランドには悪い事なんて何もないよ!!と言う事ではありません。
ニュージーランドがまるで楽園のような、日本には無いものを全て持っている等と言って絶賛ばかりしている人をたまに見かけます(特に留学斡旋業者とかに多いけど)が、この国はそんなに言うほど幸せの国じゃないですよと言う事は言っておきたいです。
ただの一つの国です。日本に無い素晴らしい部分は確かにある国だとは思いますが、日本じゃ考えられないような悪い部分も同時に持ち合わせています。
どんな国であれ、理想郷なんてものは無いと思います。
…個人でただ本当にNZが好きすぎて称賛しているだけなら全然良いと思いますが、けどそれで商売している…海外、特にNZに憧れがある人に対して『理想』部分ばかり強調して『現実』をスルーし、移住願望をひたすら高めさせてお金を巻き上げるような事をしている人は正直関わりあいたくないぐらいに思っています。
移住したい人を支援する事自体は普通に良い事、素晴らしい事だとは思いますけどね。…そこに心からの『支援したい』と言う純粋な気持ちがあれば。
この後書きはNZ移住が夢で、そしてNZ情報を探しているうちにここにたどり着いた人向けになりますが…
海外には日本人を食い物にする日本人が少なからず居る、と言う事は心に留めておいてください。(これはたぶんNZだけでもないとは思います)
ただ相手がその国に長く滞在しているからと言って盲信せず、自分自身でも色んな角度から情報・違う意見等を収集することをお勧めします。
…そういう考えがあるのもあって自分はちょいちょいNZの負の部分も書いてたりしますが、ただ自分自身この国が大好きで良い面が沢山あると思っているからこそずっと住んでいる、と言う事も一応言っておきます。
少なくとも仕事環境に関しては日本と比べると遥かに…楽園。
(とは言えただの個人ブログだし、楽しい事だけ書いていた方が良いかなあとか思う部分もあって常にいくらか葛藤はあったりして。ネガティブな話なんて聞きたくない人も居るだろうしねえ。うーむ…)