前から何度か言っているように、数年以内に家を買いたいと思っていまして。
そうなるとやはり気になる、不動産価格の動向。
数日前に Real Estate NZ が2017年度最終版の調査レポートを発表したので、内容を少し見てみます。
ちなみに自分は特に不動産のプロでもないただのイチ素人ですので、細かい所は突っ込まないでくださいまし。(何
あくまで興味あるからざっと眺めて適当な感想を言うだけやで…!
とりあえず元ネタ。
不動産価格(平均値)の変動
©2018 Real Estate NZ
相変わらずふざけたお値段となっておりますオークランド。
平均値ミリオン越えが現実的に…
ほんとここで家を買うのはちょっともう無いですね、無理。
あとセントラルオタゴ、クイーンズタウン近辺もえらい事になってたんですね…
ただ北島の上昇率は大分落ち着いた感ありますね。(過去3年位、二桁上昇が多く見られたけど今年は大体一桁前半)
ウェリントンもここ数年ずっと上昇幅大きかったですが、やっとこ止まった…?
平均価格が高めなのはまぁオークランドほどでは無いにしろ、一応ウェリントンもNZではそこそこ大きい町ですからね。CBD近辺の不動産が高いので、それが全体の平均押し上げている気もしつつ。(CBDから車で2,30分離れた場所だと大分下がる)
このままあと数年は止まっていてほしい、あるいは下がってほしいけどさぁどうなる事やら。
しかし Bey Of Plenty や Coromandel の平均価格がウェリントンより高いってのは謎い…
ギズボーン安いな…ネイピアに似た雰囲気の町で何か良い感じの町なんだけど、仕事無さそうだからなぁ…
しかし南島の上昇率が全体的に高いですね…ネルソン高っっ
家の数自体は順調に増えているけど…
New Listing(新しく建てられた住居) は常に一定量あるようで。特にウェリントン、Bay Of Plenty, クライストチャーチ近辺は上昇幅が大きいみたいですね。
そして新旧問わず、単に売りに出されている不動産の量で言うと
©2018 Real Estate NZ
オークランド、ウェリントン、クライストチャーチと言った主要都市でがっつり増えてます。
それは良い事だけども…違う指標で見てみると、やっぱり家の供給が人口増に追いついてない感が出ています。
©2018 Real Estate NZ
この指標は『仮に新しい家が全く建たなかった場合に、どれぐらいの期間で物件が全て埋まってしまうか』の長さを週で表したもの…のようです。
つまり週数が少ないほど需要の増加に対して新しく建てられる家が少ないと言う事。(…って事ですよね?)
LTAと言うのがLong Term Average, 過去9年間の同指標の平均値のようで、それより指標が低ければ売り手市場、逆に高ければ買い手市場…らしいです。
結果としてはまぁ画像の通り、どこもかしこも売り手市場。
何故かオークランドだけ買い手市場と言う事になってますが(2011年からずっと売り手市場だったのが、今回初めて逆転したらしい)、これって単純に『高すぎてとても手が出せない』って人が増えたって事でないか…?
まあそれで家が売れなくなるってどんどこ値段が下がってくれればいいんでしょうけど、まぁ…無理だろうなぁ。
で、家を買うならどこが良いのか
それはあなたの好みと予算次第。
…当たり前すぎて。
えー、仕事があるかどうかと、あと家の値段のバランスが大事ですよね。
とりあえず自分がしばらく住む予定のウェリントンはちょっと家が高いけど、ITの人間にとっては仕事量はまぁまぁ…だと思う。いやまぁまだ仕事探し始めてないですけど。あくまでSEEKとかTrade Me Job とかのリスティングを見ての感想ですけど。
個人的にOtago地方、ダニーデン辺りは仕事も多めで家の値段も安めでとても良いんではないかと思う。(実際 Kiwi の元同僚はダニーデンは仕事もあるし、オークランドよりはるかに良い家を買えるから、と言う事で引っ越した。)
…ただ、冬が寒いんですよね。
…年々寒さ耐性が弱まってる気がする自分、ちょっときつい気がします。逆に言えばそこさえなければ普通に住んでみたい。
ダニーデン自体は割と好きなので。
むしろ旅行でまた行きたい。
後候補として良さそうなのは Taranaki 地方、ニュープリマス近辺ですかね。
あの辺もまだ不動産もそこまで高くなく、仕事もぼちぼちあるイメージなので興味有り。
他の町と比較すると場所的に多少地震リスクも低いだろうし。
とまぁそんな感じでレポートを見ながら最終的にはどこに住むのが良いかなー んー
とか夢を膨らませていたわけですが、とりあえずその前に
仕事見つけないとそれどこじゃないよね
って言う。
夢見る無職3×歳って何と言うかダメダメ感が凄い。
…年も明けたし、そろそろ頑張って本格的に探し始めんとなぁ…
まぁまだ例の専門コースが途中なので、現実的にはそこがひと段落してからになるとは思うけど。